
大胸筋の筋トレには腕立て伏せが最も簡単にできる運動の一つとしてありますが、道具を使うことでより負荷を上げることができます。
それだけではなく鍛えたい部分をよりピンポイントに刺激することもでき、運動に慣れてきたら是非とも使いたいです。
ここではどういった道具があるかと、その効果について説明していきたいと思います。
目次
体勢を変えることで筋トレ効果を上げるトレーニングベンチ!
これは腕立て伏せを行う際に頭の位置を上げたり、足の位置を上げたりすることに使います。
腕立て伏せでは頭を上げれば負荷を軽くでき、足を上げれば逆に負荷が重くすることができます。また足を上げることで大胸筋の上部を鍛えることも
可能になります。
30~40㎝くらいの高さがある台やテーブルでも代用は可能です。しかし手を付くのにある程度の横幅が必要な点と台が滑ってしまうときちんと筋トレができません。種類によっては腹筋・背筋の筋トレにも幅広く使うことができます。
重さを変えずに負荷だけ上げるプッシュアップバー!
腕立て伏せで体を下げ続けると体が床に着いて止まってしまいますが、これを使うことで手の位置が上がってより体を下げることができます。
可動域を広げるという表現がよく使われますが筋肉は伸び縮みすることで力を発揮します。ですので体重による負荷は変えられなくとも可動域を広げることが負荷の上昇に繋がるのです。
また手を床に着くと手首が曲がった状態が続き、人によっては手首を痛める原因にもなります。プッシュアップバーでは棒を握って手首は真っ直ぐな状態になっていますので、手首の屈曲を回避できます。
細かい重さが選べてプッシュアップバーの代わりにもなるダンベル!
これは言わずと知れた筋トレ器具ですよね。
重量が固定されているタイプと重りの付け替えで重量を調整できるタイプがあります。また形状もメーカーによって様々です。
これは仰向けになってダンベルを持つ手を胸から真っ直ぐ突き出していく筋トレに使います。可動域を広げるにはストレッチポールやトレーニングベンチに乗って行うことが理想です。
腕立て伏せと違い手が固定されないため腕の動きがブレて、そのブレを制御するため他の筋肉も使うことになります。
また高さのあるダンベルでは床にしっかり固定することでプッシュアップバーと同様に腕立て伏せの負荷を上げることにも使えます。
トレーニングベンチとセットで!ダンベルと2in1タイプもあるバーベル!
こちらはかなり大がかりな器具でスペースを取りますので、筋トレが習慣化している方でないと興味が沸かないと思います。これもダンベルと同じく
重量が固定されたタイプと調整が可能なタイプがあります。
バーベルを使う大胸筋の筋トレはベンチプレスと呼ばれトレーニングベンチが必須のトレーニングです。商品によってはセットで販売されていますね。
これもダンベル同様に腕がブレるため、腕立て伏せより少ない重量でももっと負荷を掛けることができます。またダンベルの中には棒を連結させてバーベルの様に使うことのできる優れものもあります。
用途が広がって一石で四鳥位活躍してくれます。
まとめ
大胸筋の筋トレに使える代表的な器具を4つ紹介しました。器具によっては他の運動に応用できるものもあり、使い方は大胸筋に限定されません。
自重での筋トレが習慣化してきたら、是非使用を検討してみてはいかがしょうか。適切な負荷で筋肉を成長させて行きましょう!